生徒専用メール２

声質改善の鉄板ルート

こんにちは。ボイストレーナーの金子です。

先日、垢抜けた歌声を手に入れるための「声質改善」について話しました。

あれから鳴り止まないほどのLINEメッセージを沢山頂きました。

ありがとうございます。

「芋っぽい歌声を改善したいです！」

「自分に足りないのは、声質だったんですね、、」

たくさんの声を頂いて、声に悩んでいる人はめちゃくちゃ多いんだなと

改めて実感しました。

まあ、実際声質がいいってチートですからね。

魅力的な声質。

ただその一点があるだけで正直、歌声なんてどうとでもなります。

たとえば僕が教えた生徒さんなんて、歌ってないのに

「めちゃ歌上手い」と言われてます。w

彼が歌う前に、マイクテストで「あーーーーーーー」と声を伸ばしただけでも、

その声質が魅力的だから、すでに多くの聴き手を惹きつけてしまうんですよ。

こんなの、意味わからなくないですか？w

でもそれぐらいずるいほどの威力が、魅力的な声質にはあります。

声質を魅力的に改善していくことの重要性が、分かってもらえると思います。

ただこんなことを言うと、「声質なんて生まれつきだから変えられないよ。。」

と思う人もいると思います。

安心してください。

元々がどんな声であっても、正しい声質改善で

声は魅力的になります。

昨日も話した通りで、僕も昔は散々声で悩んでましたが

正しい声質改善をしたことで、声を魅力的に変えられました。

もちろん、それを教えた生徒さんたちも、ガンガン声を魅力的に変えてます。

正しい方法でやっていけば

誰がやっても上手くいく確信があるので安心してください。

声質を変えるのは、知識ゲーです。

知識として公式を知っていれば、

数学の問題を解けるのと同じで、

声質を変えるための明確な知識を手にすれば、

あとはやるだけになります。

声質改善の3STEP

声質改善の3STEP。この知識を頭に叩き込めば、着実に声は魅力的に変わっていきます。

① 声質のパターンを知る

まず最初にやるべきは、理想の声質のパターンを知ることです。

声質は大きく分けると　種類のパターンに分類できるので、

どのパターンの声質が理想なのか？

まずはそれを知ることです。

ゴールが分かれば、それに向けてどんなトレーニングをすればいいのか

明確になりますからね。

② 理想の声質をロジックで理解する

理想の声質の大まかなパターンが分かったら、

次は、もっと解像度を上げます。

たった一人の理想のアーティストの声を、徹底的に分析するんです。

この時、アーティストの声をちゃんと”ロジックで”理解するのがポイントです。

たとえば

００さん（アーティスト）は、××の筋肉の動きが、キラキラした独特の声色に、

▼▼のパーツの動きが、声のイケボ感に貢献しているんだな、、

だから××の筋肉を〇〇のトレーニングで、鍛えよう。

といった具合です。

こんなふうに、理想のアーティストの声質を「言葉で」説明できる状態に持っていけば、

あとはもうやるだけですね。

③ 歌に活かす

最後は、実際の楽曲に新しい声質を馴染ませていきます。

声質は一定ではなくて、楽曲のフレーズや音域なんかで

かなり変化します。

たとえば、Aメロの〇〇（歌詞）の部分では、

▼▼の筋肉が優勢で、比較的深みのある声色だけど、

サビになった途端に、××の筋肉の動きが優勢になって

声色が明るくなったな。

みたいなイメージです。

基本的に、歌がめちゃくちゃ上手い人は、

声色を楽曲やフレーズごとに細かく変化させています。

だからこそ、実際の楽曲で、魅力的な声質を演出するならここまで解像度を上げて、

捉えないといけないんですね。

ここまできたら、あとはやるだけ状態です。

淡々と理論通りにトレーニングを進めていくだけですね。

これは僕も経験したことなんですが、

やることが決まった状態で、ゴールまで一直線に進んでいくのは

めちゃくちゃ楽しいです。

だって成功するのが確定してるってことです。

そりゃ楽しいったらありゃしないですね。

ぜひこの感覚を掴んでほしいです。

ただ、３ステップを理解しても、「それでも自分にはできないかも、、」

と思ってしまう人もいるかもですね。

でも大丈夫です。

素質やセンス、才能なんかなくたって

話してきた３ステップをちゃんとこなせば魅力的な声は手に入ります。

そもそも、僕や僕が教えている人たちも、みんな元々は声に自信がありませんでした。

僕なんか、酷いもんです。w

録音した声を聴いたら、冗談抜きで泡吹いて倒れるかと思いましたもん。笑

志村けんみたいな、子供っぽいペラペラした鼻声だったので、

何を歌っても、本当にサマになりませんでした。

歌唱力を上げて、ミックス発声できるようになっても、

ベルティング発声できるようになっても、、、

どんなに様々な歌唱スキルを磨いても、結局は「キモ声」の一点で、全て台無し。

めちゃくちゃ歌が上手い人たちとは、天と地の差があり、惨敗でしたね。

でも、それでも正しい方法を継続していったら

理想の声質を手に入れられました。

ゴミみたいな歌声が、一気にキラキラと輝き出しました。

周りの反応が一変しました。

それまで馬鹿にしていた人たちは、一気に手のひら返してきました。

そんなもんです。

だから大丈夫です。

安心して声を魅力的にしていきましょう。

それでは、ありがとうございました。