活躍できる先生、できない先生の決定的な違いとは?


こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

昨日もたくさんのメッセージありがとうございます。

 

ここまで真剣にLINE講座を読んでくれたり、質問をいただけると

本当に僕もこの講座をやっていて良かったと思います。^^


改めてありがとうございます。

 

ということで。今日も非常に重要なお話です。

 

僕は、これまで沢山の先生を指導させてもらってきて、

その中で活躍できる先生と、残念ながら

何年経っても音楽をお仕事にできない先生に出会ってきました。

 

その違い、一般的にはなんだと思いますか?

 

一般的には、才能やセンス、あるいは経験や実績などを

想像されるんですが、実は全部違います。

 

その違いとは、

情報に対しての姿勢にあります。

 

活躍できる先生はまず、情報に敏感で本当に勉強熱心です。

 

たとえば僕の仲のいい知り合いの先生は

ボイストレーナーさんが多いんですが、

彼らは揃いも揃って 最新の集客法など、多くの情報を学びとっています。

 

どの先生も、忙しいレッスンの合間を縫ってセミナーなどに参加してまで、

そして普通の先生なら躊躇うほど

ガッツリと時間とお金をかけてまで貪欲に情報を仕入れ続けているんですよね。

 

そしてその最新かつ効果的な情報を教室運営に反映させることで、

当たり前のように大きな利益が出ます。

 

すると今度はその利益を指導法に投資して、最新の発声理論などを学んで

指導法をとことんブラッシュアップしているのです。

 

そして、そこで学んだ最新の知識を生徒さんに教えて、生徒さんはみるみるうちに成長していってるんですよね。

 

当然、結果が出た生徒さんたちは深く満足してくれて、何年でもずっと教室に通い続けてくれます。

 

だから当たり前のように莫大な感謝の報酬をいただけて、

そのお金をまた最新の情報にたっぷりと投資でき、

その情報を教えてまた生徒さんが喜び、口コミで新しい生徒さんを連れてきて

ますます沢山の生徒さんで溢れ、また利益が増えてしまい…

 

と、どんどん正のスパイラルに巻き込まれていきます。

 

こんなふうに情報に対して敬意を払って

ガツンと資金を自己投資している先生の教室は、


結果的に沢山の生徒さんを幸せにでき、
沢山の生徒さんに愛されるわけですね。

 

ですが、反対に情報に投資しない先生たちを見ていると、

かなりの苦戦を強いられています。

 

まず基本的に情報の仕入れ先が、ネットや書籍になってしまっているので

感覚的な教室運営を強いられます。

 

当然、教室運営は正しい方法でやれば誰でも上手くいきますが、

我流やセンスで上手くいくほど甘くはないので、

早い話利益が出ないんですね。

 

すると、本来なら講師の命とも言える指導法を学ぶ資金がないので、

分かりやすい指導法(伝え方)を十分に学べません。

 

だから古い指導法で生徒さんに指導することになるし、

生徒さんに教えられる手札が圧倒的に少ないのです。

 

となれば、生徒さん別に合ったメニューを組めず、

その結果生徒さんの成長が伸び悩むので、せっかく来てくれた生徒さんが

肩を落としてすぐに教室を去ってしまいます。

 

するとますますお月謝をいただけないので、新しい知識に投資する資金がなく、

生徒さんに教えられる情報が限られて、生徒さんが成長しないから

ますます生徒さんは減ってしまう…

 

そんな完全に負のスパイラルに巻き込まれてしまってるんですよね。

で、何より怖いのはその事実に彼らは気づいてないのです。

だから、ひたすら何が悪いのか分からずに右往左往してしまってます。

 

こんなふうに、情報に対しての姿勢が活躍できる先生と

そうでない先生の格差をどんどん広げる非常に残酷な現実を作り出してしまっています。

 

だからこそ僕も、周りの大活躍している超優秀な先生方を見習って、

ガンガン情報に投資し続けています。

 

もちろん、僕だって最初から起業してお金があったわけではありません。

 

大学生の頃、僕がボイストレーナーを目指し始めた頃は

起業する前だったので、とにかくお金がありませんでした。笑

 

でもお金がないなら、ないなりに

今の自分の中で、精一杯背伸びして「もうこれ以上は無理!」と思うほど

ルーキーの頃から限界ギリギリまで情報投資してきたんです。

 

大学生の頃は眠い目をこすって必死に夜勤の工場バイトをしてましたね。

 

で、そうやって汗水垂らして得たお給料は、全部起業の勉強にドカンと

投資してきました。

そして今度はそのお金を指導法や理論に注ぎ込む。

 

このスタイルは鉄板です。

 

もちろん、その姿勢は今でも変わりません。

 

最近だと、ついこの前は年末のレッスンのお休みをいただいて

知り合いの先生たちと

園路遥々アメリカまで一週間の合宿に行ったのですが、その時は、研修費と渡航費含めてドカンと150万円ほど吹き飛びましたね。

 

今これを書きながら、カード明細見て声出して笑ってしまいました。w

 

でも正直、このくらいの基準値でちょうどいいんですよね。

それは遊びに無駄遣いした浪費ではなく、将来自分の元に返ってくる投資ですから。

 

結局、合宿の件でも

おそらく日本では知っている先生はいないであろう圧倒的に希少性の高い情報を入手できましたしね。

 

これでまた一つ、顎周りの筋肉の緩め方の手札が増えました。笑

 

こんなふうに情報投資したお金は

必ずや、一生涯使い続けられる教室運営の知識、指導スキル、あるいは生徒さんからの感謝の報酬として

その何倍にもなって返ってきます。

 

もちろん、いきなり最初からここまでガンガン投資していくのは難しいかもしれませんが、

今僕らができる限りの精一杯の投資をしていきましょう。

 

という自戒をたっぷり込めた講義でした。笑

 

でもこれが、活躍している先生の実態なのは間違いないのでぜひ覚えておいてくださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ボイストレーナー/ボーカルトレーナー 金子太登