自由な喉さん専用トレーニングメニュー
ピュアファルセット(純粋な裏声)
「フ」で発声していきます。息をたっぷりと漏らしながら発声していきましょう。
声に芯が入ったり、力強さが出ると失敗なので注意が必要です。
見本音源:ピュアファルセット(息混じりの裏声)
練習音源
注意点
自由な喉さんの場合、中音域(C4〜E4)以上になると声に芯が入ってきてしまうクセがあるので
中音域からは特に息を多めに吐くようにしましょう。
声の出し始めで息を全て吐ききってしまうイメージで練習するのが上手くいくコツです。
後ろ下(地声)
「お」で発声 ボビーオロゴンのような太くてこもった声が正解。
うなじ方向に向かって発声します。
見本音源:後ろ下(地声)
注意点
堀さんの場合、中音域(特にC4付近)から急激に喉が上がり出す癖があるので、
その音域付近からは特に喉を下に引き下げる意識を持ってください。
前下(地声)
「はっは」と発声。声色の特徴としては、”爽やかな深みのある声”
例)歌のお兄さん、ミュージカル俳優、アナウンサーetc
見本音源:前下(地声)
前下(地声)G4まで
見本音源:前下(地声/G4まで)
注意点
こちらも後ろ下同様、中音域(C4付近)から喉が上がる癖があるので、
より喉を引き下げる意識を強く持つことに注意してください。
後ろ下(裏声)
「ひょ」で発声。地声ボビーの裏声版。
うなじ方向に声を当てる意識を持つのがポイントです。
見本音源:後ろ下(裏声)
練習音源
注意点
高音になるにつれて、口の形が「あ」に開いていく癖があるので、
なるべく口の形をキープする意識を持ってください。
鏡で自分の口を見ながら練習したり、動画を撮ってみると自分を客観的に見ることができるので、おすすめです。
後ろ上(裏声)
「や」で発声。ミッキーマウスの声そのもの。
軟口蓋もしくは後頭部を意識して発声するのがコツです。
見本音源:後ろ上(裏声)
練習音源
注意点
後ろ下と違って、極端な太さ(ボビー感)はないですが、
かといって、前上のペラペラした響きではないことに最大限の注意を払ってください。
低音の裏声「ほ」
「ほ」で低音域まで裏声を下降。
あくまでも裏声なので、地声の体感にならないように注意してください。
見本音源:低音の裏声
注意点
ポイント:ノイズが混じったり、声が地声にひっくり返らない程度の
低音域まで下げていきます。
小声で地声
小声地声「あ」で柔らかく発声します。
見本音源:小声で地声
注意点
“裏声に繋ぐ”という意識ではなく、あくまでも薄い地声の意識で練習するのがポイントです。
また、息もれNGです。
仮声帯の介入(バリバリ感)NGです。”息漏れのない柔らかい声”でお願いします。
GA
「ガッガ」と力強く地声を出していきます。
見本音源:GA
注意点
「ガッガ!」と発声するときに、一回一回息を止めることです。
ここで息が漏れると、このトレーニングの意味がなくなってしまうどころか、
逆効果になり、発声が悪化しますのでご注意ください。汗
声量は大きめ。仮声帯入ってOKです。(バリバリ感あってOK)
サイレンボイス(仮声帯の分離)
見本音源:サイレンボイス
注意点
- 高音になっても声量を抑えることに注意してください(全力を10とすると3ぐらい)
- また、高音になると口角が下がってしまう癖があるので、上げたままキープを意識しましょう!
- 息漏れ厳禁です!息もれる=声帯開く→仮声帯が声帯の仕事を補おうと、介入してくるという理由からです。
【ベルティングツール】
【参考音源① :「ボ」後ろ下(地声)】
注意点1:おでこを強く押しながら練習する
目安→おでこを押したときに、首の付け根がプクッと膨らむ強さで
お願いします。
注意点2:前下に負荷が逃げないようにする
胸が響いている感覚が強い場合、前下のトレーニングになっている可能性があります。
なるべくうなじを意識したトレーニングをお願い致します。
注意点3:息漏れ厳禁
これは、いつもの通り息もれ厳禁でお願いします。
【参考音源②:「ブ」後ろ下(地声)】
注意点1:おでこを強く押しながら練習する
目安→おでこを押したときに、首の付け根がプクッと膨らむ強さで
お願いします。
注意点2:「ぼ」より後ろ下の意識強め
これはまだ推測ですが、トレーニングを重ねていくうちに
「ぼ」よりも「ぶ」の方が後ろ下を意識しづらい傾向になる可能性があります。
その際は、「ぼ」以上に後ろ下を強く意識しないとトレーニングの効果が得られないので、
念の為ご注意ください。
注意点3:口の形が「あ」にならないように注意
特に、高音で口の形「あ」になりやすいのがこのトレーニングです。
できれば口の周りを手で押さえるなどして、母音を固定しちゃってください。汗
【参考音源③:「ヒョ」後ろ下(裏声)】
注意点1:おでこを強く押しながら練習する
目安→おでこを押したときに、首の付け根がプクッと膨らむ強さで
お願いします。
注意点2:母音が変わらないように注意する
高音で「ヒョ」が「ヒャ」に変わってしまうと、
後ろ下の負荷が減ってしまうので注意をお願いします。
【参考音源:mum(マン)】
注意点① 鼻にかけるイメージで
鼻にかけるイメージで声を出していきます。
普段やっている前下のイメージ(喉を前下に引く意識)は皆無でお願いします。汗
注意点② 息もれNG
息もれしづらいエクササイズですが、念の為息漏れに注意してください
【参考音源:Bu】
注意点①:息漏れ禁止
最大の注意点として、息を漏らさないように注意してください。これめちゃくちゃ重要です。
息漏れが起こると、声帯の仕事のサボりを補うようにして仮声帯が余計に介入してきます。
注意点②:仮声帯入らないように
仮声帯が入ってバリバリしないように、柔らかい声でお願いします。
対策としては、ニッコリする、喉を多少下げる等がありますが、何もしないでできるのが一番いいのでまずはノーマル(通常の喉のポジション)でやってみてください。
【参考音源:ベルティング「バ」】
※G4まで収録してますが、無理のない範囲で調整してくださいね。^^
(その日の体調等と相談した上で。。)
・地声で「BA」
【参考音源】
・地声で「BA」※最高音 F#
補足:最後の音がトップでF#です。よろしくお願い致します。
・地声で「GA」
【参考音源】
注意点① 息もれNG
息が漏れたような弱々しい声に気を付けてみてください。なるべく息を止めながら練習するのがコツです。
注意点② ぱ → ば か → が
現状「ば」が「ぱ」になりやすく、「が」か「か」になりやすいので、注意してみてください。
(ご自身でも注意して録音した音声を聴いてみてくださいね)
・地声で「GA」※ 最高音 F#
【参考音源】
補足:最後の音がトップでF#です。よろしくお願い致します。
・前下「イ」
口を横に「イ」と開きながら、しっかりと喉を下げていきます
※当座のところ、E4までとします
【参考音源】
注意点 口が「ウ」っぽくならないようにする
ポイントとしては、前歯が全部見えるほど口を横に開くことです。
レッスンの中でも何度も話しているので、しつこいかもですが、
口が「ウ」っぽくならないように死ぬほど注意してください。笑
・後ろ上「地声」