最小限の力で圧倒的な声量を。

 

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

ボイトレを頑張って本当に良かったと思っていることの一つが、

自分に自信がついたことです。

 

僕はボイトレを始めるまで、何一つとして特技や強みがありませんでした。

手にタコができるほど毎日勉強を頑張っても第一志望の高校(大学も)には落ち、

 

かけっこで万年ビリなほど、運動神経が悪く、

ルックスもゴリゴリのチー牛なので恋愛も上手くいかず。

 

一体前世で何をしたんだ?w

と思うほど、なーんにも人様に誇れることがありませんでした。

 

ですが、ボイトレを始めて歌唱力が上がってから確かな自信を得ることができました。

 

そして、なぜ自分に自信がついたのか?といえば、

シンプルに、努力して磨き上げてきた自分の歌声を沢山の人たちから評価されるようになったからです。

 

生徒さんからは「金子さんみたいに上手に歌いたいです!」

と言っていだき、

 

僕の歌声をカラオケで小馬鹿にしていた知人からは「お前、本当に声変わったよな。。」

と唖然とされ、

今では超一流のプロシンガーを扱う事務所からのお仕事依頼も沢山受けるようになっています。

 

もちろん、自慢がしたいわけじゃないです。

 

そうじゃなくて、

みんなも正しい方向に努力すれば、変われるんだよ。

 

大袈裟じゃなく、声が変われば人生が変わるんだよ。


ってことを本気で伝えたいからあえて言ってます。

 

これはいろんなところで何度も言ってますが、僕自身

本当に歌うことが苦手でした。

 

歌うことは好きだったけれど、反面上手く歌えない自分のことが大嫌いでした。

録音した自分の歌声を聴いて、リアルにトイレで吐いたこともあります。

 

カラオケで友人に馬鹿にされて、泣きながら家に帰って

押入れにテレビのリモコンを思いっきり投げつけたこともあります。

 

結局歌は才能なんだ。自分には才能がないからできないんだ。

そう何回、自分を責めて歌を諦めそうになったか分かりません。

 

でも今、こうしてちゃんと自分の理想とする歌声を手にすることができました。

 

じゃあなぜそうなれたのか?

なぜ歌が上手くなったのか?

 

その歌唱力の飛躍の大きすぎる要素が、

 

声量です。

 

誰よりも声量を研究し、極めたから歌が上手くなったんです。

最小限の力で、最大限どこまでも響くような声を作ってきました。

 

じゃあなぜこんなにも声量にこだわったのか?というと、

声量は「感動」に直結するからです。

 

やはり響きのあるパワフルな声というのは、

人の心を掴んで話しません。

 

サビの盛り上がる場面で、シンガーの歌声にグッと心を掴まれたことがある人は少なくないと思うんですが、

そのサビでのシンガーの歌声を思い出してみてください。

 

心地よく響く、素晴らしい声量で歌っていたはずです。

 

そんなふうに、響く歌声と声量は切っても切り離せない関係にあるんですね。

 

だから僕は声量という一つのスキルをとことん極めてきて、

結果として劇的に歌唱力を高めることができました。

 

ただ一方で、多くの人が声量を一つのスキルと捉えてません。

もっと言うと、声量の練習を後回しにしてしまってるんですよ。

 

たしかに、彼らは他の歌唱スキルの練習はめちゃくちゃ頑張るんです。

ミックスやベルティング、ファルセットミックスに、ガナリ、ビブラート、、、

 

どれも華やかな歌唱スキルなので、分かりやすく習得の必要性を感じるし、

練習を頑張るわけです。

 

実際、大事な歌唱スキルだからもちろん練習は必要なので、

それ自体は素晴らしいことです。

 

でも声量に関しては、「まあ発声練習やっておけば、声量は後からついてくるでしょ!」

的なノリで考えてる人たちが多く、全く専門的な練習をしてません。

 

だからどんなに歌唱スキルが上がっても、今ひとつ盛り上がりに欠ける歌唱力で終わってしまう人たちが

続出してるんですね。

 

その点、僕は早い段階で声量の重要性を知ることができて、

本当にラッキーだったなと思ってます。

 

ただ、こんなにも重要なスキルである「声量」ですが、

その重要性に気づいた人たちでさえ、

多くの人が本当の意味での声量を手にすることができずに、ずっと悩み続けてます。

 

なぜか?

声量がある=大きな声(音量)

と勘違いして、解釈してしまっているからです。

 

本来、声量があるというのは、

ただただデカい声(音量)が出せることじゃありません。

 

声量がある状態=声に響きがある状態です。

 

響きというと、分かりづらいと思いますが、

 

ようは人間が最も聞き取りやすい周波数帯(3000〜5000Hz)

に収まっている声が出せる状態のことを響きがある声、つまり声量がある。

 

と表現できるわけなんです。

 

繰り返しになるんですが、声量=音量ではないんです。

 

このことを多くの人たちが理解できてないので、彼らは

間違った練習法から抜け出せないでいるんですよ。

 

それこそ、ひたすら大きな声を出して練習してみたり、

お腹に力を入れて腹式発声を頑張ってみたり、

喉を開いてみたり。

 

色々と音量を上げるためにやっているものの、

汚い声になるか、ただうるさい声になるだけで、

決してよく響く豊かな声量が手に入ることはないままなんです。

 

もちろん、声量だけの問題で済めばまだマシですが、

現実は違います。

 

実はこれが最も恐ろしいんですが、声量がないことでドミノ倒しのように

他のあらゆる歌唱スキルが崩れていってしまうんですよ。

 

たとえば声量ないからこそ、一生懸命に大きな声を出そうとして、

喉が力み、力むから声質が汚くなる。

 

声質が汚くなるということは、歌声全体のイメージをダウンさせるので

表現力の悪化を招きますし、

となれば周囲からの評価はますます悪化の一途を辿るばかりです。

 

そんなふうに周りからの評価が得られず、歌を諦めてしまう人たちまでいます。

 

声量というたった一つのスキルが欠けるだけで、

ガラガラと全てのスキルが崩れ落ちるように、悪化してしまうわけなんですね。

 

もう最悪なスパイラルにハマってしまうわけです。

 

彼らは一生懸命に練習をできるポテンシャルがあるからこそ、

今話したような現実を見ていると、本当にもったいないと思ってしまいますね。。

 

だからこそ、ただただ音量の大きさを追う練習はやめて、

声の響きを重視する練習が大事になってきます。

 

声の響きをというと、とっつきづらい印象があると思いますが、

そんなことはありません。

 

というのも、

声量の響きを作り出すための明確な”歌唱スキル”が存在するからです。

 

それは「フォルマント」です。

 

フォルマントというのは、

人間の耳が特に拾いやすい(よく響く声に聞こえやすい)

周波数帯の声を狙って発声するスキルのことです。

 

これだと意味不明だと思いますが、分かりやすくいえば

ホースの出口をギュッと潰すみたいなイメージのスキルですね。

 

ホースの出口をギュッと潰すと、

同じ水圧だとしても、何もしてない時よりも

 

水が勢いよくビューーーーーっと出てくと思うんですが.

 

それを喉でやるスキルです。

 

このフォルマントを習得することで、最小限の力で

圧倒的な声量を出すことができるんですよ。

 

本人は特に大きな声を出そうとしたり、

喉の力を入れようとしているわけではないのに、

ガンガン声が響いてしまう。

 

これ、本当に最強の歌唱スキルだと思うんですよね。

 

だからこそ、講座では僕の生徒にフォルマントをガッツリ教えて、

ガンガン響く声を作ってもらってます。

 

また、フォルマントのいいところは

きちんと習得方法が確立されているところです。

 

それこそ10年くらい前まではフォルマントの仕組みは謎だらけで、

よく響く素晴らしい声量は才能やセンスを持ったシンガーしか習得できないものでした。

 

でも今では素晴らしい先生方の研究のおかげで、

しっかりと習得法が確立されるまでになりました。

 

フォルマント習得までの確かな黄金ルートが敷かれたので、

誰でもあとはそのルートを道なりに歩いていけば、到達できるスキルになったんです。

 

才能や年齢、今までのボイトレ経験に関係なく、フォルマントが手に入る

環境が出来上がったこと、僕は本当に良かったと思ってます。

 

だからこそ、それを教えてもらった身として

この講座できちんとそれをシンプルに体系化した形で、誰でもできる形にして届けていきます。

 

講座は明後日の夜21時に開講予定です。

楽しみにしててくださいね。

 

それでは、ありがとうございました。