呼吸なんて意味がないと思っていた
こんばんは、ボイストレーナーの金子です。
先日、呼吸革命のご案内をさせていただいたのですが、
すでに多くの方にご参加頂いてます。
現時点であらゆる歌唱スキルを習得している中上級者の方が
特に続々と参加してくれてますね。
本当にありがとうございます。
まだ参加していない方は、下記からご案内を読んでおいてくださいね。
【呼吸革命のご案内はこちらから】
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さて昨日、こんな質問をもらいました。
「自分は、いろんなスクールで呼吸を学んできましたが、
イマイチ効果を感じられませんでした。
だからなのか、呼吸が大事だと頭では分かっているものの、
呼吸なんてたいして意味がないんじゃないか、、
どうしても、そう思ってしまう自分もいます。。」
呼吸なんてたいして意味がない。
そう思うのも、分かります。
この質問者さんと全く同じで、僕もあらゆるスクールに通いまくり、
呼吸の訓練を積んできましたが、効果なんて実感できませんでしたからね。笑
それこそ、
「呼吸なんてたいして意味がないんじゃないか?」
と思うようになっていました。
でもそれは正しい呼吸の練習法に出会えなかったからだ、と今なら分かります。
呼吸の土台をコツコツと固めて、その上で腹式なり何なりやれば良かったものを、
土台固めをすっ飛ばして腹式ばかりやってたので、時間とお金をドブに捨てる結果になってしまったんです。
もしあのとき、しっかりと土台を固めて胸郭を広げる訓練に取り組んでいたら
腹式の練習は全部実になる練習に変わっていたのは間違いないし、
あっという間に歌唱力が上がってたでしょう。
だから呼吸自体に意味ないなんてことは確実になくて。
ただアプローチが間違ってるだけなんです。
もっと言えば、昔の僕もそうですが知識が足りないだけです。
繰り返しになりますが、呼吸は当たり前に重要です。
超超超超重要です。
呼吸が全ての歌唱スキルの土台にある以上、その土台がグラグラなら
その上にどんな歌唱スキルを積み上げても結局は全部崩れます。
というか、そもそも積み上がりません。
確かに途中までは喉に特化したトレーニングだけでも高音が伸びたり、声量が出たりと、
ある程度の効果を実感できます。
でもそれは必ず途中で停滞して成長が止まります。
僕はこれまでいろんなタイプの人を見てきましたが、
高音は出るけれど、喉が疲れて続かない人、
地声感がなかなか出ない人、
裏声高音の成長が止まる人、
こういう人たちは全員喉だけの力でなんとかしようとしてました。
肝心の呼吸がおざなりになっていたんです。
もちろん、喉の機能を根本から高めていくことは大事なことです。
僕もそれは推奨しているし、自分でも全力で取り組んできました。
でもその喉をサポートする呼吸がないと、結局は歌唱のクオリティが不完全な状態で終わってしまうわけなんですね。
だからこそ、呼吸の威力を知ってほしいと思うし、
正しい呼吸を学ぶことに力を注いでほしいと願ってます。
呼吸を本当の意味で身につけた人なら分かると思うんですが
呼吸の威力はマジで異常です。
高音も、低音も、声量も、ビブラートも、フェイクも、トリルも、がなりも、
シャウトも、ヘッドも、全ての歌唱スキルのクオリティが一気に爆上がりします。
呼吸がいかにチートなのか?ということにはじめて気付いたときは、
「なんで、こんなチート級のスキルの身につけ方を誰も教えてくれなかったんだよ。。」
と思いましたもん。
それぐらい異常なんです。呼吸の威力は。
でもこれは実際に習得して体験してみないと絶対分からないんですよね。。
僕もそうでしたからね。習得するまでは、呼吸練習なんて気休めだろ?
と思ってましたから。
違うんだな〜。。
この感覚を伝えられないのが残念なくらいです。
とにかく、呼吸は本当に重要です。
何回言っても言い足りないくらい重要です。
ぜひ呼吸を本当の意味でマスターして、歌声に革命を起こしてほしいと思ってます。
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それでは、ありがとうございました。