Belting Master Academy

~地声で爆発的な高音を叩き出す~

 

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

この度、ベルティングボイスの習得に特化した講座

Belting Master Academyを開講する運びとなりました。

 

ベルティングボイスと聞いて、

「へ?」となっている人も多いと思いますので、

説明しておきますと、

 

ベルティングボイスとは、

“地声のまま”強烈に高音を発声できる高等テクニックのことです。

 

• ワンオクのTakaさん

• GRAYのTERUさん

• T.M. Revolution の西川貴教さん

• UVERworldのTAKUYA∞さん

• Nissyさん (他、K-POP系のトップアーティスト)

 

など、力強い地声感のある高音を得意とする

アーティストはほとんどがベルティングの使い手です。

 

言葉でごちゃごちゃ説明するよりも、聴いてもらった方が早いので

ぜひ聴いてみてください。

(メールを読んでもらっていれば、すでに聴いていると思いますが。)

【参考音源:ベルティング歌唱例】

 

どうですか?

これは僕の生徒さんの歌声ですが、

高音になってもパワフルで、張りがあると思います。

 

これだけ歌唱力がある彼ですが、

彼はもともと、音程がうまくとれなくて

音域が狭いことに悩んでいましたから。

それがご覧に通り、今やただの化け物です。笑

 

他にもロック系統で言えば、

西川貴教さんや、GRAYのTERUさんを目指している生徒さんで、

ベルティングを特訓中の方がいるので、聞いてみてください。

 

【参考音源:ベルティング歌唱例2】

(いただいた音源なので、音質はご勘弁ください)

いやー、、素晴らしいですね。。

 

この方に関して言えば、6月くらいだったと思うんですけど、

ライブに呼ばれて行ってきたのですが、

もはや意味が分からないくらい圧倒的な歌唱力でした。

 

壁がビリビリ振動して、会場が壊れるんじゃないか?

と思うほどの声量。

 

周りを見渡せば、ハンカチでずっと涙を拭っている人もいましたし、

呆気に取られてて、口をぽかんとあけたまま彼に視線を向けている人もいました。

 

僕も気づいたら、彼の歌に吸い込まれていて

全身の毛穴という毛穴がブワーッと広がる鳥肌ものの歌唱力だったのを

今書いていても頭の中に動画が流れるくらい鮮明に覚えてます。

 

目があっさりつぶれそうなくらい眩しいスポットライトを

あびて歌う彼は、

時間が止まって感じるくらい、誰よりもキラキラ輝いて見えました。

 

改めて、こういうのって素晴らしいなと。これぞ音楽だと。

魂が震えたライブでしたね。

 

ちなみに彼も、元々は音域的にE4出るか出ないかくらいのレベルからのスタートでした。

それが、ここまで劇的に成長を遂げたとなると、

本当に教えている僕が泣きそうです。。

 

話を戻しますが、

間違いなく彼らを化け物にした一番の要因は

この“ベルティングボイス”です。

そんな素晴らしいテクニック、ベルティングボイスの世界を少しだけお話させていただきます。

繋がない。引き上げる。

ベルティングボイスは、地声と裏声を繋ぐミックスボイスとは違い、

地声をそのまま引っ張り上げることができます。

 

ミックスボイスが地声と裏声がつながる声なのに対し、

ベルティングボイスは、地声をそのまま引き上げる発声です。

 

ゆえに、ベルティングは

声を切り替える感覚は一切ありません。

 

そもそも、”地声と裏声を繋ぐ”という概念すらないのです。

 

つまり、裏声の最高音まで

全て地声でカバーできるということです。

 

高音が裏声っぽく細い声になる‥

低音域になると声がスカスカする‥

換声点がフラフラする‥

声が切り替わる感覚があって歌いにくい‥

 

そんな悩みはベルティングを習得することで一気に吹き飛んでしまいます。

全て地声なのですから。

なぜ地声のまま高音を発声できるのか?

なぜ地声のまま高音を発声できるのか。

 

それは、自動的に喉の仕組み(パーツなど)が

地声の張り上げをサポートしてくれるからです。

 

例えば、お笑い芸人ダウンタウンの浜田雅功さんを

見てください。

 

いろんな番組のMCで「結果発表〜〜〜〜〜!」と

地声で叫んでいると思うんですね。笑

 

でもそのとき、浜田さんは

発声のことをごちゃごちゃ考えているでしょうか。

 

「えーと。結果発表という時は、身体の姿勢はこのくらいで、

喉の位置はこのぐらいで、地声と裏声のバランスはこれくらいで。。」

 

なんて、浜田さんが考えているわけないんですね。

 

そんなこと考えずとも、浜田さんの喉の仕組みが

“勝手に”動き出して

 

• 息の量

• 声帯の閉鎖具合

• 喉のポジション

• 裏声系の筋肉

など、数え切れないほどの

パーツを適切な形で組み合わせてしまうのです。

 

しかも一瞬で。

だから浜田さんは、何も考えずに叫ぶだけで力強い高音が出てしまうってことですね。

 

僕らも

何も意識しないで地声で叫んでも

適切に喉のパーツが自動的に働き出す仕組みを作っていきましょう。

アナトミートレイン

じゃあ、僕らもその浜田さんと同じ喉の仕組みを作ればいい。

ということになるわけですが、

その仕組みとは、

 

“アナトミートレイン”です。

アナトミートレインとは、簡単に言えば

足の裏から頭のてっぺんまでの筋膜のつながりのことですね。

 

たとえば

鎖骨の少し上を左手で押しながら、

おでこを押してみてください。

 

どうですか?

きっとおでこを押すと、同時に

鎖骨の上がピクピク動くと思います。

 

で、この鎖骨の上の筋膜は

力強い高音を出す上での土台になるので

たとえば

おでこを押しながら地声を出すと、ベルティングしやすくなったりするわけです。

 

こんなふうにして、

Belting Master Academyでは、

足の裏から頭のてっぺんまで全ての繋がり・仕組みを

たっぷり学んでいき、

圧倒的に力強い地声発声の習得を目指します。

内筋が死ぬ日

僕が今回、ベルティングに特化した講座を開こうと思った

最大の理由。

 

それは、多くの人が

ベルティングを練習しないことの危険さを知らない

と感じたからです。

 

ミックスボイスをせっせと練習すると思います。

するとどうなるか。

 

ミックスボイスを徹底的に練習していくと、

地声感を出すために必要な筋肉「内筋」が死ぬのです。

 

これは、ミックスボイス習得の過程を考えると理解できます。

 

ミックスは

地声を少しばかり弱めることで、裏声とのバランスをとっている側面があります。

 

地声100%では、裏声が入り込む余地がないからですね。

 

でも逆に言えば、

ミックスの状態を継続していくことで、

内筋が完全に入り込むことがないまま、喉が固着し、

ほぼ二度と内筋を100%フル稼働させることはできなくなると言われているわけです。

 

実際、これはその通りで、

僕の知り合いに、10年ほどボイトレをして

ミックスボイスを習得したトレーナーがいるのですが、

彼はこう言うのです。

 

「ミックス習得して4年経ったけど、

そこからどんなに練習しても全然、内筋入らない、、

普通に張り上げるのすらできないわ。

どうしたら地声感を出せるんだろう。。」

 

こんなふうに、ミックスを習得してから

実に6年もの間、高音の裏声っぽさで頭を抱えています。

 

音声も聞かせてもらいましたが、

確かに、言い方悪いですけど、

ニワトリが首を絞められて情けなく泣いたような

キンキンした声になっていましたね。

 

実際バンド仲間や、カラオケ仲間には

それ裏声?と質問されたみたいです。

 

これを聞いて

やっぱり改めて、無知って怖いことだな。。と思ったわけです。

 

彼だって、

適切なタイミングで、ミックスと並行してベルティング系のエクササイズをやり始めれば

こんな悲惨なことにならなかったはずなんですよ。

 

正しい方向に向かって練習していたら、

今ごろ、彼が好きだったミスチルの桜井さんみたいに、

力強い声くしなやかな声で歌えていたと思うのです。

 

ラルクのhydeさんのような太い高音も出せていたでしょう。

 

10年の集大成が、裏声にしか聞こえない高音だなんて、

あんまりですよね。

 

もちろん、今さら何言ったって時が戻るわけじゃないし、死んだ内筋はどうにもならないのですが。

だからこそ、僕は声を大にして言いたいです。

 

ミックスボイスの訓練だけじゃなくて、

早い段階から、ベルティングの基礎も並行して固めていくべきなのです。

 

地声感がほしいシンガーさんにとって、ベルティングを習得できなくなるのは

おそらく一生の後悔になるであろう話ですから。

 

ボイトレでは、後から取り返しがつかないことも多々あるのです。

アカデミーの学習内容

BMAで扱う内容の一部をご紹介します。

正直な話、一般的には難解な内容だと思いますけど

ここまで読んでもらえている方なら余裕で理解できると思うのでぜひ

隅から隅まで読んでみてください。

 

読むだけで勉強になることは保証します。

「足の裏」に”あること”をすると、ベルティングしやすくなる事実

「足の裏なんて関係ないだろ?」ともし思っているとしたら、本当に損をしています。

 

足の裏からふくらはぎ、太もも、、と上半身の喉までの繋がりがあるからこそ、

足の裏の仕組みを整備するだけで、

喉の機能を一気に高めることができます。

 

このように様々な角度から喉の機能を高めることができるのが

BMAの特徴です。

”気圧”から構築する自動で取り込まれる呼吸の仕組みとは?

ベルティングの習得には、安定した深い呼吸が必須と言われていますが

多くの方は、呼吸するときに、息を「吸い込む」必要があると思っています。

しかし、それは違います。

 

本来、呼吸の際は、外部の空気は肺に「自動的に取り込まれるべき」なのです。

では、どうすればいいのか。

 

体外の気圧と体内の気圧の差を大きくしてやればいいのです。

つまり、肺の中が効率的に「低気圧」になる仕組みを構築することが、呼吸が自動で取り込まれる仕組みを作ることに繋がるのです。

 

 

そうすれば、身体の外は「高気圧」、身体の中は「低気圧」といった状態を作り出すことができ、

高気圧から低気圧に空気は勢いよく流れる性質があるからです。

 

 

そこで、本講座では、外部の気圧と体内の気圧を利用して、究極的に効率的な呼吸の仕組みをお教えします。

歌唱のブレスで息切れすることもなくなり、

ミックスボイスをはじめとする全ての技術の土台となる仕組みを解説します。

圧倒的な呼吸の量を自動的に捕まえ続ける「肺の帽子」

効率的に呼気が取り込まれるためには、肺を大きく膨らませなければいけません。

そして、そのためには、実は「肺の上部」を効率的に広げることが、効率的な戦略の一つとなります。

 

(この肺の上部のパーツを肺の帽子と呼んでいます。)

 

ただ当たり前ですが、肺の中から手で肺の上部だけを広げることなんてことはできませんよね。

しかし、肺の外の肋骨に間接的に繋がっている「ある筋肉」を動かせるようになると、肺の上部が効率的に広がる仕組みを後天的に構築することが可能となるのです。

歌唱の天才が意図せずに使っている「ある筋肉」と、その使い方・トレーニング方法まで徹底解説します。

ただの張り上げとベルティングの決定的な違い

「力強い高音の練習をしているけど、ただの張り上げになっちゃいます。。」

僕がボイストレーナーとして多くの生徒さんを抱え始めた頃から、今の今までこんな質問が後を経ちません。

 

これは安全ではないただの張り上げと、ベルティングの違いをきちんと理解できていなからです。

逆に言えば、ベルティングと張り上げの違いをハッキリと説明することができるくらいに理解できれば、

 

練習法を間違うことも、意味のない張り上げ練習で喉を痛めることもありません。

この講座では、張り上げとベルティングの違いの本質的なところをがっつりと解説していきます。

 

解説したのは、ベルティングと呼吸方法の一部ではありますが、

参考になると思うので、何度も読み返しておいてくださいね。

BMA4期生募集要項

BMAでは、僕が渡米し、実際のご遺体を解剖させていただく中で

理解することができた貴重なノウハウも含めて、

ベルティングの習得に最適なレッスンをご提供していきます。

 

これまでにご参加いただいた第3期生までの評価も非常に高い講座です。ご期待ください。

講座の詳細

BMAは、ベルティングボイスを習得することに特化した

“オンラインスクール”です。

 

講座に参加するとすぐに会員制サイトのURLが届きますので

サイトにアクセスし、サイトの中に格納されている動画講座を順番に学んでいく形です。

 

買い切り型の講座なので、一度参加してもらえれば

あとは24時間好きな時間に、自分のペースで何度でも繰り返し学んでいくことができます

だからこそ、大袈裟でもなんでもなく、一生モノの講座となることをお約束します。

参加料

参加料は298,000円です。

分割決済もご用意しておりまして、分割で決済される場合は下記の通りとなります。

 

6分割(6ヶ月):1ヶ月 あたり55,000円

12分割(12ヶ月):1ヶ月あたり27,500円

24分割(24ヶ月):1ヶ月あたり13,750円

 

お願い

ハッキリ言って、ベルティングボイスの習得は簡単ではありません。

厳しい言い方になりますが、

 

「1日で習得したい!」

「めちゃくちゃ楽して習得したい!」

 

そんな軽い気持ちでの習得は難しいでしょう。

 

だからこそ、ベルティングを習得するための魔法のコツ

のようなものを探している方、軽い気持ちで考えている方は絶対に参加しないでください。

 

偉そうに聞こえるかもしれませんが、

参加してもきっと挫折してしまいますし、お互いに不幸になるだけだと思うのです。

 

ただ、少しずつでもコツコツとトレーニングを継続できる方にとっては、

BMAの内容は着実に実力がついていく内容になっていますから、プロ歌手のような力強い地声のような高音が手に入ります。

 

本気でプロ歌手のような目の覚める高音を目指す方のみご参加ください。

よくある質問 FAQ

A. 初心者でも大丈夫ですか?

A.初心者だからこそやるべきです。

ベルティングというと、いきなりポンポン地声で高音を出さないといけないイメージがあると思いますが、そんなことありません。

ベルティングにも基礎というものがあるので、そこを今のうちからコツコツと押さえておくと、

後々パワフルで張りのある高音が手に入ります。

もちろん、内筋が死んで悩む恐れもなくなります。

A. 女でも大丈夫ですか?

ベルティングは性別に関係なく習得できるので大丈夫です。

ベルティングは喉に悪いのですか?

ただの張り上げではないので、喉に負担はありません。

しかし、間違った方法で練習した場合など、

普通の張り上げに陥った場合はその限りではありません。

 

独学しようと思っている方はやめることを強くお勧めしますし、

それでも独学される場合は自己責任でお願いします。

料金的に厳しいです。

申し訳ありませんが、少しでも料金が高いと思った時点で参加をお見送りいただいた方が賢明です。

というのもそう感じる場合、

ベルティングの本当の価値をまだ十分に理解できていない可能性が高いからです。

 

ベルティングを習得すれば、一気にプロレベルの歌唱力に近づきますし、

正直ここができるかどうかで、プロと素人の差がハッキリつくと確信しています。

 

また特に学生さんに「料金が高くて厳しい」といった質問をいただくことが多いですが、

正直な話、“真剣にバイトすればどうとでもなる金額”に設定しているつもりです。

(少なくとも僕はそうでしたし、スキルの見返りのわりに安すぎると思って提案してます)

 

プロレベルの歌唱力を目指すのなら、プロレベルの基準値で練習するのは当然のことです。

(厳しいことを言っているのはわかっていますが、これは真理です)

 

ですから、今までの僕のレッスンの効果や、これからのあなたの目標などを考慮した上で。

本気でベルティングを習得したい、ベルティングが必要な方のみご参加いただければと思っています。

 

何度も言いますが、中途半端な気持ちの方は絶対に参加しないでください。

誰でも彼でも構わずどんどん募集するような講座ではありませんし、そんなことはしたくありません。

 

それに、この料金をいただくくらいの指導力は持ち合わせている自信がありますので、

ご理解お願いします。