ベルティングを習得した時の話【音声あり】

 

これはあまり表では話したくない話ですが、

僕は正真正銘の音痴からのスタートでした。

 

これ、自虐風自慢のなんちゃって音痴じゃなくて、真正の音痴でしたからね。笑

 

音楽の通知表の評価が1か2なのは当然として、

あまりに棒読みで歌うので、「お経かよ」と笑われたり、

僕が歌い出すと、みんな一斉にトイレに行ったり。笑

 

「話し声に音程がついただけじゃん」

と言われた時は、その通り過ぎてぐうの音も出ませんでした。w

 

もちろん、今はこうやって笑い話にできているからいいんですけどね。^^

 

ですが、昔は

僕にとって大好きな歌で馬鹿にされるのは、全身が震えるほど悔しかったですし、

悲しかったのです。

 

友人とカラオケに行けば、

真面目に歌って下手だと恥ずかしいから、

気づいたら無理して、わざとふざけて歌うようになっていました。

 

面白いことなんてやれるキャラでもないのに、

ネットでは、面白い歌詞の曲ばかり探して、

持ち歌としてストックする日々でした。

 

でも本当はしっとりしたバラードを歌い上げてみたかったし、

アップテンポなロックをカッコよく歌ってみたかったのです。

 

お笑い担当なんて辞めて、

カラオケやライブでヒーローになりたかったのです。

 

恥を捨てて書き殴ってますけど、これが僕の本音です。

 

だから、初めて軽いベルティングをどうにかこうにか出せるようになった時は、

真っ暗闇なトンネルの出口に光が差したかのように思えました。

 

その時の音声がこれです。

【参考音源:ベルティングができた瞬間】

(最高音はhiC)

雑ですね。雑w

まだ不安定だし、軽いベルティングでした。笑

 

それでも初めて地声の延長にある声で

強い声を出せた。

 

それだけで今までの努力が報われた気がしたのです。

そして、今では鍛錬を重ね、自由にさまざまな曲を歌うことができます。

 

それもこれも確実にベルティングのおかげです。

 

ベルティングに出会ったからこそ、

地声のような高音が手に入りましたし、

声量も出るようになりました。

 

ピッチ感(音程)も抜群によくなり、音痴の改善につながりましたし、

キンキンした気持ち悪い声質も改善されていきました。

 

ベルティングを習得したことで、全ての悩みから解放されたのです。

 

だから、もしあなたがベルティングに興味を持っているなら、それは正解です。

これほどまでに素晴らしいスキルは他にありません。

 

一生モノのスキルだと断言できます。

 

逆にもし、あの時ベルティングを知らなかったらと思うと、

僕は今でも背筋を氷が伝うような感覚に陥ります。

 

カラオケで歌えば、「なんで裏声で歌ってるの?」と聞かれるのは間違いないですし、

バンドでは、楽器に埋もれるへろへろした小さな声で悩んでいたでしょうね。

 

実際、そんな悩みがネット上の掲示板に溢れていますから。

 

しかも残念なことに、彼らのほとんどは

自分の内筋が死んでいることに気づいていません。

 

だから100%手に入らない地声感を求めて、毎日毎日

ゴールのないボイストレーニングに励んでいるのです。

 

負け確定の試合に向けて、毎日毎日練習している彼らを見て、

嫌味でもなんでもなく、本当に気の毒だと思います。

 

 

そしてあなたもこのまま対策を打たなければ、当たり前にそちら側の人間になってしまうわけですが、

それで本当にいいのか。

 

もう一度冷静に良く考えてみてください。

 

本当にそれで一生後悔しないのか。ということを。

きっと、そんな音楽ライフは嫌だと思うのです。

 

どうせ歌うなら、迫力ある高音でドカンと高音を出したいはずです。

 

それなら思い切ってベルティングを習得して欲しい。素直にそう思います。

 

普段背中を押すことがない僕が、嫌われるの覚悟でここまでゴリゴリお話ししている時点で

どれほど重要なことなのか察してください。

 

一生の後悔になる可能性が高いからこそ、あえて背中を押しています。

 

もちろん、心の底からミックスボイスで後悔しない。「裏声の高音でもいい」と。

1mmの迷いもなく、断言できるなら、僕の言葉は忘れてもらって構いません。

 

ですが、もしも迷っているなら、ベルティングを習得することを僕はおすすめします。

本当に見える世界が変わりますから。

歌うことの楽しさが何百倍、何千倍にもなります。

 

そんな世界にあなたをお連れしたい。心からそう思っています。

 

僕は十分背中を押しました。

あとは、あなたの選択次第です。

ベルティングの世界でお待ちしています。

 

ボイストレーナー/ボーカルトレーナー 金子太登

※参加される場合は、LINEか次のレッスン時に参加の旨をお伝えください。