こんにちはボイストレーナーの金子です。

 

今ではミックスボイスを習得し、

まるで裏声のような楽な体感で、楽に地声のような高音を出せるようになりました。

 

ただこんなことを言うと、

「元からある程度センスがあったんじゃないの?」と聞かれることもありますけど、

全くそんなことはないんですね。

 

ボイトレを始めた頃は、福山雅治さんの一番低い曲ですら「キーが高い!」と思うほど

地声の音域が狭く、カラオケに行っても原曲キーで歌える男性曲などほとんどない。

 

そんな状態からのスタートでした。

 

そんなセンスのかけらもない僕でもミックスボイスを習得できたのだから、

正しい知識を知り、正しい努力ができれば、

ミックスボイスを習得して楽に高音を出すことは簡単なのです。

 

ただ、残念ながら今のボイストレーニング業界には適切な情報が浸透していません。

だからミックスボイスを習得できず、苦しんでいる方が非常に多いのです。

 

そこでここでは

なぜ歌が下手だった僕がミックスボイスを習得し、圧倒的に歌唱力を高めることができたのか。

お話ししていきたいと思います。

土台を固める。だから上手くいく。

歌のセンスなど皆無だった僕が、ミックスボイスを習得できた理由。

それは、ミックスボイスを習得するための「土台」を固めてきたからです。

 

具体的には、ミックスボイスに必要な筋肉を適切に鍛える「喉の筋トレ」をやってきたことで、

 

意図してミックスボイスを習得することができました。

ミックスボイスを知って

僕が歌を始めたのは中学2年生の14歳の頃です。

CHEMISTRYの堂珍嘉邦さん、EXILEのATSUSHIさんに憧れて、

 

「あんな綺麗な声が出たらいいのにな〜」と純粋に憧れたのがきっかけです。笑

 

ただ歌を始めたといっても、これといった専門的な練習をしていたわけではなくて。

 

その頃はとにかく歌い込めば音域も伸びるし、歌が上手くなると

思っていたので、

カラオケに通って歌手の真似をして歌いこんでいました。

 

当時の歌声はホントにひどいものでしたね。

 

・ニワトリが喉締められたみたいな苦しそうな声

・福山雅治さんの曲ですら、高音で苦しくなる狭い音域

・鼻声で気持ち悪い声質

 

録音した自分の声を聞くと、「これが本当に自分の声なのか?」

と目を背けたくなるほど気持ち悪い声で絶望していました。

 

だから一刻も早く音域を広げて綺麗な声で歌えるようになりたいと思って、

一人カラオケに熱を上げていたんですよ。

 

ただあまりにも発声が悪いせいで、

2、3曲歌っただけで声が枯れて、裏声が出しづらくなり、

正直練習どころではありませんでした。

 

だからこそ、このまま歌い続けたら確実に喉を壊すと思って、

歌が上手くなる方法を模索し始めて。

 

そして毎日パソコンでカタカタ調べていると、

どうやらボイストレーニングをすれば、歌が上手くなるらしいということが分かってきたんです。

 

そして、さらに調べていくと

“ミックスボイス”を習得すると、地声と裏声が混ざって楽に高音が出る。

 

そんな情報をあちこちで見つけることができました。

この時、始めてミックスボイスなるものの存在を知ったのです。

 

 

ただ正直に話すと

その時はボイトレなんて気休めで、たいして効果がないんじゃないか?と思っていたので、

「高音なんて、元の声の高さで決まるから才能でしょ。」と最初は普通にスルーしました。笑

 

なんかボイトレって、歌が上手いプロがさらに上手くなるためにやるもの!みたいな

イメージもあって、とっつきづらいのもありましたしね。

 

でも話し声が低くて、どうしても高音を出したかった僕にとって

ミックスボイスの存在だけは気になるものではあったんですよね。

 

もしかしたら。と。

もしかしたら、そのミックスボイスとやらを覚えれば楽に高音を出せるんじゃないか、、?と思って、

試しにボイトレを始めてみることにしたのです。

出口のないトンネル

ボイトレを始めたころは中学生でとにかくお金がなかったので

まずはYoutubeでたくさんアップされているボイトレ動画を片っ端から見ていきました。

 

そしてそれだけでは足りないと思い、なけなしのこづかいで買ったボイトレ本付属のCDに合わせて

ボイトレする、なんてこともしていました。

 

ペラペラした薄っぺらい声で「ネイネイネイ」と発声してみたり、

小声で地声と裏声を繋いだり、

裏声にエッジボイスを混ぜようとしたり。

 

動画と本を駆使して、

毎日毎日ミックスボイスの練習に集中して取り組んでましたね。

 

ただそこまでやっても

ミックスボイスを習得することはできなかったんですよ。

 

それどころか気づいたら高音で喉がギュッと締まる感覚が強くなっていました。

 

喉の血管が浮き出るほど喉が閉まって、顔が真っ赤になるほど力を入れても

高音が出ない状態になっていて。

 

むしろ最初より発声がひどくなっていたんです。

 

悪癖が完全に定着したら二度と元の声に戻らないと言われているなかで、

喉締め癖が強くなっていく毎日は本当に怖かったです。

 

今やっているトレーニングが、自分の声を悪化させているかもしれない。

 

そう思うだけで、毎日が不安で不安でたまりませんでした。

 

間違いか正解か、自分がどの方向に進んでいるのかわからないんです。

まるで出口のない真っ暗闇のトンネルをふらふらと彷徨っている感覚でした。

 

やっぱりこのままではいけない。

そう思って、僕は藁をもすがる思いで、はじめてボイトレスクールの門を叩いたのです。

才能のなさに絶望

僕が通い始めたのは大手で有名なボーカルスクールでした。

というのも、なんといっても設備が充実しているのと、プロシンガーがデビューした実績を見て、

「すごい!ここなら安心だ!」と思ったからです。

 

単純ですね。笑

 

でも実際、スクールの雰囲気には本当に満足していました。

綺麗なスクールに通うだけで最高にモチベーションが上がったし、先生も親切だし、

ハッキリ言って今までで一番最高に楽しい時間を過ごせていたんですよね。

 

ただ、毎週スクールに通い続けても

肝心の歌唱力が上がることはなかったのです。

 

そもそも、先生の教えてくれたことがよく理解できませんでした。

 

「鼻に響かせてみよう!」

「お腹で支えるイメージで!」

「喉と肩の力抜いて!」

 

 

先生は一生懸命にイメージを伝えてくれましたが、センスのない僕にはその感覚が1mmも理解できまないのです。

 

鼻に響かせても、汚い鼻声になるだけだし、

お腹で支えようとしても、瞬間的に1、2音音域が伸びただけ。

 

あと少し通えば、高い声が出るのか?

もう少し通えば、高い声が出るのか?

 

もう少し、もう少し、、と自分の可能性に期待してズルズルとスクールに通い続けましたが、

結局歌唱力が上がることはありませんでした。

 

この時は、本当に辛かったです。

 

とにかく自分の才能のなさを恨みましたね。

 

特に、Youtubeで歌がうまい素人の方にアドバイスを求めても、「ボイトレは一切したことがないんです〜」

と返信された時には、本当に絶望しました。

 

僕が大事なお金と時間を費やして、汗水垂らしてボイトレをしている中、

彼らは何もしなくても最初から歌がうまいのです。

 

彼らは涼しい顔して高音を出して、視聴者からは絶賛のコメントの嵐。

 

そんな状況を目の当たりにして、

 

不公平すぎるでしょ。。

 

そう思わざるをえませんでした。

 

結局通っていたボイトレスクールは辞めて、ボイトレ本はぜんぶ押し入れに突っ込みました。

 

カラオケからも距離をおき、大好きな曲もipodから削除しました。

“歌が上手くなったって、何も変わらないじゃないか。”

 

そう自分に言い聞かせて、必死に歌から逃げ回ったんです。

 

それでも、Youtubeやテレビで上手に歌っているシンガーを目にすると、

「あんなふうに歌えたらな…」と、思ってしまう自分もやっぱりいて。

 

でも”歌が好きだ”と認めてしまったら、歌が下手な自分と向き合う苦しい毎日がまた戻ってくる

わけです。

 

そう思うと苦しくて

自分の本当の想いに蓋をして、何度も何度も歌を諦めようとしました。

 

才能がないんだから歌なんか好きにならなければよかった。

何度もそう嘆きました。

 

でもそれでもどうしても諦めきれませんでした。

僕は心の底から歌が好きでした。そんな歌を諦めたら、きっとこれから本気で熱中できるものには出会えない。

 

そう思ったのです。

 

そして、

「これでダメなら最後にしよう」

 

そんな藁をもすがる想いでトレーナーを探していた時に、

僕はある一人のボイストレーナーと出会ったのです。

ミックスボイスを練習するな!

僕が出会った先生は、ボイストレーナーを教えるボイストレーナーと呼ばれるくらい

指導力が高い方でした。

 

そして、そこで始めてミックスボイスの習得には「土台」が大切であることを教えてもらったのです。

 

・ミックスボイスを練習する前の、ミックスの土台を固める必要があること

・そのためには、ごちゃごちゃに絡まった喉のパーツを分離し、強化する必要があること

 

教えてもらうこと、全てが目からウロコでした。

 

なぜなら今まで僕はミックスボイスを習得するためには、

ミックスボイスの練習”だけ”をやっていれば大丈夫だと信じていたからです。

 

小声で地声と裏声を繋いだり、

「ネイネイ!」と薄っぺらい声で発声したり、

それまでの僕は、ひたすらミックスボイスの感覚を掴もうと、ミックスボイスの練習に集中していました。

 

 

しかし、それらのトレーニングが役立つのは

発声の「土台」があってこそだったのです。

 

発声の土台がない状態で、いくらミックスボイスの練習をしてもうまくいくはずがなかったのです。

 

僕らの喉のパーツはごちゃごちゃに絡まっていると言われています。

それはまるで小指だけを曲げようとしても、薬指も一緒に曲がってしまうように、

 

喉のパーツをバラバラに動かすことができません。

 

そんな状態でミックスボイスを練習することは、

肩も腕の筋肉もないけれど、イチローみたいな豪速球を投げたい!と言っているのと同じで、

無理難題なのです。

 

だからこそまずは

1. 喉のパーツを分離する(パーツの分離)

そして、

2.喉のパーツを強化していく(パーツの強化)

 

こんなふうに発声の土台を固めた上で、最終調整として、

 

3.喉のパーツを調整していく。(パーツの調整/ミックスの練習含む)

こんなふうに、土台をきちんと固めた上でミックスボイスの練習に取り組むべきだったのです。

土台作りに夢中になったら、全部上手くいってた

先生の話を聞いたその日から、

僕はミックスボイスの練習をストップして、無我夢中で発声の土台を作っていきました。

 

大学の講義中、駅のホーム、歩いている時、バイト中、いつでもどこでも声を出し続けました。

 

「なんでそこまで頑張れたの?」と思うかもしれませんが、

迷いに迷っていた時と違って、やるべきことが明確だからワクワクしてしょうがないんです。

 

□□の声を出すには、〇〇の筋肉が足りない。だから▲▲の注意点に注意して、

××のトレーニングをやる。

 

そんなふうにゴールから逆算して、やるべきことや目標が細分化されているから迷わなくていいんです。

小さなハードルが用意されていて、それをひとつ乗り越えるたびにまたひとつゴールへの確信を深めていく。

 

そんな毎日が楽しくてしかたありませんでした。

 

その間も音域はE4 → A#4 → D5 →F5…と、どんどん音域は伸びていきます。

昨日より今日、今日より明日、どんどん高音が楽になっていくんです。

 

毎日夢の中にいるみたいでした。何をやっても報われなかった分、本当に嬉しかったです。

 

こうして僕は、あんなに苦労したミックスボイスを習得できてしまったのです。

 

そしてそこからはとんとん拍子で、あらゆるスキルを習得していきましたね。

 

ビブラートを練習すれば、どこまでもスムーズに声が揺れるようになり、

カラオケで隣の部屋に鳴り響くほどの爆発的な声量が手に入り、

地声で張り上げるようなパワフルな高音も出せるようになり、

カラオケがオープンしてから閉店するまで歌い続けても、喉が枯れない圧倒的なスタミナが見につきました。

 

発声の土台をガチっと固めたので、どんなテクニックを練習しても全てうまくいくのです。

 

これが土台を固めることの威力か…

と、改めて土台を固めることの凄さを再確認しました。

 

逆にもしあの時、発声の土台を固めなかったらと思うと背筋が凍ります。

 

喉を締めた苦しそうな声のままで、

今でもカラオケで原曲キーで歌える曲は一曲もなかったでしょう。

 

もしかしたら、無理な発声を続けることになっていたから

気づかないうちに声帯ポリープを作って切除手術を受けることになっていたかもしれません。

 

実際そういう方を何人も見てきましたけど、一度ポリープを作るとかなりの確率で再発するので本当に苦しんでいます。

(プロ歌手でも一回ポリープやった人は、たいてい二回三回とやってます)

 

そんな恐怖に怯えながら、一オクターブない狭すぎる音域でもがき苦しんでいたかと思うと、

あの時、本当に土台を作る道に進んでよかったと思います。

 

凡人以下の僕ですらミックスボイスを習得して、心から好きな曲を自由に歌うことができているのは、先生が土台固めを教えてくれたおかげです。

 

正直先生と出会えたのは本当に運が良かったです。

本当に感謝してもしきれません。

そしてその感謝を胸に、今度は皆さんに自由に歌うことの素晴らしさを体感してほしいと心から願っています。

講座の詳細

講座で扱う内容を解説していきますので、ご覧ください。

苦しい喉締め声を改善する2つの原因とは?

高音が苦しくなる”喉締め声”になる原因は、主に2つあります。

1つ目は、喉が過剰に上がること。

2つ目は、仮声帯(声帯の上に位置するパーツ)が過剰に締まること。

これらの原因に対処する適切なトレーニングを組めば、必ず喉締めは解消できます。
その方法を当講座で徹底解説します。

力強い地声感のあるミックスボイスを習得する方法

突然ですが、重たい荷物を持ち上げたとき、思わず「うん!!」と大きくて力強い声が出てしまったこと、一度くらいありませんか?

それは荷物を持ち上げるときの身体の力が間接的に声帯に伝わり、

結果として声帯の閉鎖が促されたからです。

 

ということは、その原理を意図的に利用すれば力強い高音を開発することは簡単なのです。

この講座では、日本人であれば誰もがやったことのある動作で、

強力に声帯の閉鎖を促し、力強い地声感のあるミックスを習得する方法を解説します。

 

脱キモ声ミックス!ミックスがキンキンして細くなる時の対処法

ミックスボイスになってきてはいるけど、どうも高音がキンキンして気持ち悪い声になる…

そんな厄介な症状を解決するためには、ある2つの”非常識なアプローチ”をとることが必須です。

その方法論をこの講座で解説します。

 

張り上げミックスを改善する2ステップを解説!

張り上げたような苦しそうな声に聞こえるミックス。通称「張り上げミックス」から抜け出せないのは、

息を過剰に吐きすぎているからです。

じゃあどうすればいいか。

必要最小限の息を吐き続ける身体の仕組みを作ればいいのです。

そして、それは身体の中にある内肋間筋(ないろっかんきん)という筋肉をうまく使うことで可能です。

一般的な腹式呼吸で治すことが難しい張り上げミックスを改善するためのカギ、”内肋間筋の使い方”を徹底的にレクチャーします。

 

hiB(B4)で頭打ちになっているミックスの音域を伸ばす秘訣

なんとか音域を伸ばしたもののミックスボイスの音域がhiB(B4)で頭打ちになっている…

そんな方は非常に多いです。

しかしその原因は実にシンプルなもので、ある喉の筋肉の筋力不足によるものです。

この知識を知らないだけで平気で5年10年と時間を無駄にしていく方が多い大切な知識ですので、

鍛えるべき喉の筋肉と、トレーニング方法をセットでお教えします。

 

低音と高音は出るが、中音域が弱々しいときの解決法

低音と高音はしっかりと声量のある声で張れるのに、中音域が弱々しくなることは

よくあることです。

その場合は、喉を4方向に引っ張る筋肉のうち、後ろ〇〇方向と、前〇〇方向のバランスが悪い可能性が高いです。

これらの筋肉のバランスを整えると、中音域の弱々しさが改善されていき

どんな歌でも低音から高音までスムーズにパワフルな声で歌えるのでご期待ください。

 

歌っているとすぐにバテるのは〇〇筋が邪魔をしているからだ!

僕は2、3曲歌っただけで喉が疲れてしまったり、一曲歌いきれないことも多く、

自分のスタミナがないことに非常に悩んでいた時期があります。

しかし、それは喉の〇〇筋が発声の邪魔をしていたからなのです。

 

実際、その筋肉が介入してくるのを防ぐエクサイズをしていったら、

一気に喉の体力がつき、一日8時間ぶっ通しで歌っても疲れない歌声が手に入りました。

すぐに喉がバテてしまう原因となっている”ある筋肉”と、その除外方法をお教えします。

 

換声点でガラガラする原因と対策を大公開!

地声と裏声を繋ごうとすると、換声点(地声と裏声が切り替わるポイント)でガラガラしたノイズが入ることがありませんか?

実は、その原因は「仮声帯(かせいたい)」にあるのです。

 

仮声帯は声帯の近くに存在するので、しばしば仮声帯は声帯の邪魔をします。

その音こそが、ガラガラしたノイズの正体です。

 

ということは仮声帯を声帯から離せば、ノイズは消せます。

その方法の一つはハミングをすることで、Youtubeやブログで解説済みですが、

そこにもう一つのある声帯の操作を加えることで、完璧にノイズを消し去る事ができます。

ブログ・Youtube未公開のノイズ消去の方法を本講座では一挙大公開します。

 

歌唱の調子に波がある…そんなときにやっておきたい〇〇とは?

「昨日は高音が楽に出たのに、今日は高音が楽に出ない」

「昨日は楽に声量が出たのに、今日は声量が出ない」

などなど、日によって歌唱の調整が変わって困っていませんか?

もちろん、どんなにレベルが上がれど人間である以上多少の調子の差はあります。

ですがその調子の差をできる限り小さくするための方法はあるのです。

歌う前にやるとすぐに調子が上がる即効性のあるエクササイズをお教えします。

 

“小声ミックス”におさらば!カラオケ・ライブで使えるミックスの作り方

「家や風呂で歌うとうまく歌えても、カラオケに行って大きな声で歌うと

声がひっくり返ったり、張り上げたりしてしまいます。」

といった質問をよくもらいます。

これはいわゆる小声なら地声と裏声が繋がっている”小声ミックス”の状態で、一見安全な発声のように見えますが、

そのまま放っておくと後から地声感を出しづらくなる非常に危険な状態です。

 

小声ミックスのまま声帯閉鎖をしようとしたり、鼻腔共鳴で声量を上げようとしても小声ミックスから抜け出せない方に向けて、

バンドのギターやドラムに埋もれないようなミックスボイスを習得するための方法を解説します。

 

hiAが出ないあなたへの処方箋。セカンドブリッジ攻略法。

多くの男性が苦戦する音域で、高音の登竜門と言われているhiA。

張り上げでmid2G#まで出るのに、その上のhiAが出ないと悩んでいる方も多いと思います。

 

そもそもhiAは、”セカンドブリッジ”と呼ばれる男性で言うところの”2つ目の換声点”を克服しないと出せない音域ですから、

非常に難易度が高いのです。

ただ逆に言えば、セカンドブリッジ(第2換声点)の克服方法さえ知れば、あとはやるだけ。

今まで悩んでいたことが嘘のように

視界がパーっと開けてhiAをあっさりと発声できます。

超高音時代と言われている現代の曲では、hiAは当たり前に出てきてしまうので、この講座で克服しておきましょう!

 

いかがでしょうか。これらは講座の一部でしかないですが、発声を一から徹底的に学ぶことで、

着実に歌唱力を高められる内容になっています。

 

特典 「薬の飲み方」講座

今回、特典として「薬の飲み方」講座をお付けします。

理由としては、書籍や動画をトレーニングの手法を勉強しても、

歌唱力が伸び悩んでいる方が非常に多いなと思ったからです。

 

で、その原因はトレーニングという「薬」の情報ばかり出回っていて、

”どんなふうにトレーニングメニューを組むか?”という

肝心の「薬の飲み方」が教えられていないからなんですね。

 

ボイストレーニングって、薬の処方みたいなものなんですよ。

 

たとえば胃が痛い人がいたとしたら、胃薬を処方しますよね。だから胃痛が治る。

でも僕らは何をとち狂ったか、

よーく効く”頭痛薬”を処方してしまうのです。笑

 

胃が痛いのなら、胃薬を処方しなければ意味がない。当たり前のことなんですが、

ボイトレとなるとその当たり前のことが難しいんですよね。

 

つまり、ボイトレはトレーニングの手法を理解するだけじゃなくて、

その手法をどんなふうに自分に処方していくのか。

ここを学ばないといけないのです。

 

薬で言うなら、

 

どのくらいの量を飲むか?

いつ飲み始めるのか?

いつ飲むのを止めるか?

どの組み合わせで飲むのか?

ですね。

 

ここをおろそかにすると、どんなに素晴らしいトレーニング手法を学んでも決してうまくいくことはありません。

事実僕がそうでした。

 

トレーニングの手法を学ぶだけじゃなくて、

トレーニングを適切に処方していく。

これができる人だけがとんとん拍子で歌唱力を高めることができるのです。

 

ただ残念なことに、今まで大量の書籍や本を買い込んできましたが、

巷の書籍や教材はどんなに良質なコンテンツであても、すべてこの点が抜け落ちているものばかりなので

非常に独習しずらいのが現状です。

これじゃ昔の僕のように、自分がどこに向かっているか分からなくなり迷路の中に迷い込んでしまいます。

 

だからこそ、この講座では

トレーニング手法を解説してはい終わり。ではなくて、

その扱い方まで説明する「薬の飲み方」講座を作成するに至りました。

 

具体的には、30日間僕が毎日皆さんにサポートメールをお送りする形を取ります。

 

ちなみにこのメール講座は僕がオーダメードで送るものなので

参加人数が増えすぎてしまうとサポートの質が下がってしまいます。

 

よって、この特典は参加者様 募集締め切り日までにご参加いただいた方限定で

お付けします。

締め切り日以降に参加いただいても、「薬の飲み方」講座はお届けできませんのでご注意ください。

参加前に必ずお読みください

ここまで読んでくれている方ならすでに分かっていると思うのですが、ミックスボイスを習得するためには

最低限の努力は必要です。

だからこそ、「2、3日でミックスボイスを習得したい!なんでもいいからとにかくミックスのコツを教えてくれ!」

と言う方は、申し訳ないですが参加しないでください。

残念ながらこの講座がお役に立てることはないと思うからです。

 

ただ、毎日少しづつでも講座の注意点を守ってコツコツとトレーニングを続けられる方にとっては

この講座が起爆剤になることは少なくともお約束できます。

本気でミックスボイスを習得したい方のみ参加してください。よろしくお願いします。

講座の詳細

「Base」は、オンライン完結型講座です。

会員制サイトの中に動画講座を格納しているので、24時間365日いつでもどこでも

好きなペースで学んでいくことができます。

【実際の会員制サイト】

 

また、買い切りの講座なので一度参加していただければ何度でも

動画講座で学び直すことができます。もちろん追加料金などは一切ありません。

 

そんな講座「」の参加料金は、9,800円です。

発声の土台とガチっと固めて着実にミックスボイスを習得したい人の参加をお待ちしています。

 

Q1. 初心者でも参加できますか?

A. 初心者だからこそ学ぶべきです。
間違った方向に進みやすい初心者の時期こそ、正しい方向に進む訓練が必要だと考えています。
その意味で、当講座は初心者の方に最適です。
今知識が全くない方であっても理解できるように、わかりやすく解説しているので、
安心して参加してください。

Q2. 話し声がとても低いのですが、参加しても大丈夫ですか?

A.大丈夫です。

話し声が低くてもミックスボイスを習得して自由に歌うことは可能です。

一緒に頑張っていきましょう。

 

Q3. 時間がないのですが、大丈夫ですか?

A. 程度によります。

1日1分や、2分も時間を取れないのなら正直厳しいですが、

少しずつであっても細切れであっても時間を捻出できる方であれば、着実に成長できるので

ご安心ください。

Q4.女性でも参加できますか?

A.はい、参加いただけます。

女性の方ももちろん、参加いただけます。

というよりも、僕のレッスンや講座では、ノウハウを男性用・女性用と分けることはしていません。

発声気管の細かい違いはありますが、本質的な喉の仕組みは同じだからです。

男性でも女性でも効果を見込める当講座で、ぜひ圧倒的な歌唱力を手にしてください。

 

Q5.ボイトレで個性が失われないか心配です。

A. ボイストレーニングの目的は “歌唱の選択肢を増やすこと”です。ご安心ください。

確かに、「絶対こう歌いなさい!」といった画一的な指導であれば、

生徒さんの個性はものの見事に失われてしまうでしょう。

 

ボイストレーニングの目的は、歌唱の選択肢を大幅に増やすことです。

 

例えば今まで地声で高音を発声できなかった人が、地声で高音を出せるようになれば、

”溢れる感情を爆発的に表現できる”という武器ができますよね。

 

他にも、ビブラート、フェイク、声量、声質の自由な変化…etc

歌唱の選択肢を無限に増やしていくことができるわけです。

 

ですからむしろ、様々な武器を組み合わせたり取り外したりできるようになる意味で、あなただけの個性を磨いていくのがボイストレーニングです。

適切なボイストレーニングはあなたの個性を取り去るものではありません。

あなたの手札を大幅に増やすためのものです。安心してご参加ください。

最後に

僕は正しいトレーニングを知れて歌唱力を高めることができました。

ただそれ以上に大きな収穫だったのは、自分に自信がついて前向きに生きていけるようになったことです。

 

そのことが一番嬉しかったです。

というのも僕はそれまで酷く自信がない人間だったからです。

 

朝から晩まで手にまめができるほど勉強したのに高校受験に失敗し、次いで大学受験も失敗しました。

大学では4年間、友達も恋人もできませんでした。

 

何をやってもうまく行かない自分にほとほと嫌気がさしていました。

ですが、ボイストレーニングだけは僕のことを裏切らないでいてくれたのです。

 

正しい理論を学び、全体像を理解し、一つ一つ小さなハードルを超えていくことで、

結果を出すことができました。

 

何事も、ちゃんと正しい方法を学べば結果は出るんだよ。

そうボイトレが教えてくれた気がするのです。

 

そして今僕はとても幸せです。

ずっと歌いたかった曲を自由に歌える。そしてそれを聴いて喜んでくれたり、涙してくれる人もいる。

150人を超える素敵な生徒さんに囲まれ、歌を愛する仲間に恵まれ、

本当に本当に幸せなのです。

 

僕はボイストレーニングを通じて、人生が変わったと本気で思っています。

だからこそ、今度は僕が正しい方法を共有して、

歌う喜びを皆さんに提供したいと心から思っています。

ボイストレーニングを通じて自信を深めて人生を変える人が増えたら、僕にとってこれほど嬉しいことはありません。
ボイストレーナー冥利に尽きます。
ぜひ一緒にボイストレーニングを楽しんで、最高の音楽ライフを手に入れましょう。
それでは、ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。

ボイストレーナー/ボーカルトレーナー 金子太登