ベルティングを習得できる人、できない人の違い

こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

僕自身、歌唱力がドカン！と爆発的に伸びたキッカケは何を隠そう

ベルティングボイスです。

ベルティングボイスを習得したからこそ、

高音域であっても、地声感溢れる爆発的な高音を響かせられるようになって、

声量や響き、声の厚み（太さ）、全てが手に入りました。

当然、こうやって手にした歌唱力で周りの反応は１８０度も変わって、

本当にビビりましたね。苦笑

ベルティングを習得するまでは、歌を褒められるなんてほとんどありませんでしたが、

習得してからは一変。

ここからは完全に自慢になりますが（w）

誰かとカラオケに行って、「上手い」と言われないことはまずなくなりました。

僕はボイストレーナーとしては平均的な歌唱力と思ってますが、それでも特別な訓練を積んでない

普通の素人さんでベルティングを使える人はほぼいないので、

普通に歌う分には圧倒できます。

わかりやすく言うなら、幼稚園児の集団に大学生が殴り込むようなものなので、

そりゃそうです。

中には褒めるのを通り越して、ドン引きされることもあります。

そんなの嘘だ！と思いますか？

歌が下手だった頃の僕もそう思ってました。

ですが、事実として歌がある一定のレベルを超えるとそのレベル感で賞賛されます。

こんなふうにちょっと上手いかな？くらいのレベルから、めちゃくちゃ上手いなというレベル感まで

ジャンプアップさせてくれたのがベルティングボイスなのです。

だからこそ僕はベルティングの習得を強く勧めます。

ベルティングというと急に難しくなるイメージがあるかもですが、

別にそんなことはないです。

昨日も少し触れたように、

身体全身で歌えるようにしていけばベルティングは余裕で習得できます。

とはいえ、それをどうやるんだよ？という話ですが、

これもまたシンプルです。

身体全身の筋膜（筋肉を包んでいる膜）を、一本に繋げる作業をしていくんです。

足の裏を刺激したり、

おでこを刺激したり、

こんなふうに、一見すると喉に関係ないパーツを

トレーニングしていって、足の裏から喉までの動きが繋がるようにしていき、

結果として身体全身の力が喉に伝達されるように調整するんです。

もちろんこんなことを言うと、オカルトチックに思えるかもしれません。

でも実際、身体の各パーツと喉ってリンクしているんですよ。

実際におでこをグッと押したら

喉の下の鎖骨（のちょい上）あたり、ピクッと動きますからね。

（やってみてください。）

そんなふうに、喉って身体全身の各パーツと繋がっているんです。本来は。

ただその機能が分断されているから、身体全身の力を喉に運べなくなっているだけです。

だからトレーニングでそれを一本に繋げてやればいいじゃん。という考えです。

一方で、多くの人がベルティングを習得できないのは、

喉だけでなんとかしようとしているからです。

それこそ、分離、強化、融合といった王道の優れたトレーニング法でさえ、

結局は喉のトレーニングの域を出ません。

だからミックスはあっさりいけても、ベルティングを習得できないんですね。

繰り返しになりますがベルティングを習得するには、身体全身を使うトレーニング。一択です。

これは”アナトミートレイン”という学問を始めとする諸学問で

一通り学べるのですが、正直ガッツリ学ぶと総額で1000万円程のお金と

膨大な時間がかかります。

100万円じゃないですよ。1000万円です。

僕はボイトレは知識ゲーということが痛いほど身に染みて分かったので

狂ったようにバイトをして

アホみたいにレッスンにお金をぶっ込んで投資してきました。

それこそ、100万円、500万円、1000万円と知識にジャブジャブと投資してきたわけです。

そうやって死ぬ気で学んだ知識、情報をシンプルに体系化し、今回の専門講座にたっぷり詰め込みました。

僕が8年かかったやっと学べたことを、全部詰め込んだので、

参加する人は一気に数年分の時間をショートカットできることになります。

こんな機会はなかなかないと思うので、ぜひ明日の案内を期待しててくださいね。

それでは、いよいよ明日の夜21時に講座の募集を開始します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。